Rubyで遊んだ日々の記録。あくまで著者視点の私的な記録なので、正確さを求めないように。
Rubyと関係ない話題にはその旨注記しているはず。なので、一見関係無いように見える話題もどこかで関係あるのかもしれません。または、注記の書き忘れかもしれません...
_ 新大阪駅に着いたところでケータイを家に忘れたことに気づいた。
かなり致命的なミスのような気もするが、もはや手遅れ。
ま、なんとかなるさ、というわけで、今年はいきなり波乱のスタート。
_ 昼過ぎに竹橋駅に着いたものの、どっちに行けばいいかわからない。
ケータイで地図を見ようと思っていたので会場がどこか覚えていない。
そもそも会場の名前すらちゃんとは覚えていない。
困ったなー、とか思いながらも勘で適当な方向に歩いたらちゃんと会場に着いた。
_ さほど間を置かずに開会。
最初のGitHubの話はスピーカーには申し訳ないんだけど早々にギブアップ。あんな早口についていけないよ! 日本語だったとしても厳しい。
というわけでへこへことrubyをデバッグ。
しかしsshが通らないので直してもcommitできないのであった。
_ 次は部屋を移動して、北海道の「太」繋がり3連発。会場にcommitter多すぎワラタ。
ごとけんさんの発表はBigDecimalに触れないのだろうかと思ったのだが尺が足りず質問もできず。
むらけんさんの発表は前日に嫌がらせのようにRandomクラスがcommitされるという仕打ちが酷い。拡張ライブラリから使うためのAPIは整備されるといいですね。
倉井さんのBDDは、始まるまで何の話をするのかさっぱりわかってなかったんだけど、論理演算ライブラリの話で、なかなか興味深かった。演算子は全部ビット演算のを流用すればいいんじゃないかなあ。あと==
は>>
とかどうかしら。
_ 休憩中はごとけんさんと会社経営にまつわる雑談をしたり。
なんか毎年Ruby会議のたびにごとけんさんとRubyとは関係ない話をしてる気がする。
_ 次は部屋そのままで静的型付けRubyっぽい言語TRubyの話。
TRubyからtibyへの変換時に、関数型メソッド呼び出しもself.method
形式に変換されるという話だったんだけど、可視性はどーなるんだろう(*1)、と思った。
思ったんだが、たぶんtiby側にまだその辺の実装がないんだろううなあ、と憶測したのでわざわざ質問せず。
続いて我らがエースささやんの発表だったのだが、実装よりの話には踏み込まなかったので特に言うことなし。
_ 最後はライトニングトークスだったのだけど、講堂は混んでたので中会議室で中継を見... てなかったな、ほとんど。
後藤兄弟やshugoさんに相談しつつrubyのデバッグ。
あと「ふつパイラ」を購入。
_ 懇親会は全員に色紙をやるからお前らみんなにサイン貰えよという企画付きだった。
つまりこれをきっかけに知らない人ともご歓談くださいという主催者側の配慮だったんだろうけど、そんなことは忘れて、色紙はコースター兼うちわとして活用させていただきました。
まあ、最後にいちおうまつもとさんのサイン貰っといたけど。
まつもとさんに確認したところ、1枚全面を使ってまつもとさんのサインだけを貰った人、というのは俺だけらしい。
_ あと、yuguiさん主催のキーサインパーティーがあったんだけど、なんと身分証明書(=運転免許証)を忘れていたことが判明。参加できず... orz
ごめんなさいごめんなさい。今回忘れ物だらけだったな。
(*1) 可視性はどーなるんだろう
Rubyではメソッドの可視性はレシーバつきでメソッド呼び出しをすることが可能かどうか、という形で制限されるため、全部レシーバ付き呼び出しに変換しちゃったらその情報が消えてしまう。
_ 朝は講堂で卜部さん、yuguiさん、okkezさん、ささやんのセッション。
るりまがんばれ。るびまもがんばれ。
_ 午後はmatzの基調講演。混雑度がすげえ。
matzもパッチ袋を装備しているということがわかった。
_ 夕方は1階に移動して石塚さん+増田さん、咳さん、mameさん、nariさんのセッション。
fairyはニュースとして名前を聞いたことあるけど、DeepConnectって聞いたことないなあ、と思っていたら、まだ公開されてないから当然だった。
咳さんの今年の発表は例年にも増して面白かった。なんでそこまで笑いを取るか。
mameさんのはドキドキしながら聞いてたんだけど、幸い俺は槍玉に上がらずに済んだ。いや上がってもいいんだけど。それはそれとして、あれだけのものをこっそり(?)作ってるというのがすごい。ruby-lang.orgで動かそうよ。
nariさんの発表は全俺が泣いた。Boehm GC版rubyの公開、楽しみにしてます。
_ 懇親会中は力尽きていて沈没。
まあ、沈没していたおかげでそのあとラーメンを食べに行くだけの元気は復活したんだけど。
_ 朝から中会議場でakrさん、artonさん、ごとけんさん、znzさんのセッション。
しかし最初のakrさんのセッションでsendmsg
とrecvmsg
の話が気になってしまい、開発モードに突入。
_ 午後は席を確保しそこなったこともあったので、空いてた企画部屋をお借りしてHackathonを急遽開催。
で、sendmsg
とrecvmsg
の実装はとりあえず終わったんだけど、WSARecvMsg
がWSAIoctl
経由じゃないとアクセス不能とかいうわけのわからん仕様に遭遇。さすがMicrosoft、何を考えてるのか理解できない。
で、実装した結果だけど、なんとSOCK_STREAM
なソケットには対応していないことが判明してやる気が激減。
なんてつまんない子なんだWSASendMsg
&WSARecvMsg
...
_ ああ、そうそう、Hackathonの前の話になるんだけど、昼飯を食いに行ったら靴底が壊れた。
スーパーでサンダルを買ってダメ人間度+=1。
_ 夕方はどれを聞くか悩ましいところだったんだけど、講堂2階で前田さんのセッションを聞くことに。
僕の手元にも0.49とかは動態保存してあるんだけど、昔のRubyは面白いよね。
途中で落し物リストが更新されたのだけど、落としたというかたぶんHackathon部屋に忘れた(後で取りにいったら手遅れだった)扇子が届けられていたので回収。
こうなることを予期して揮毫しておいた俺偉い。偉いけどそもそも忘れるな、という話のような気もしないではない。
_ そしてそのまま高橋さんの基調講演。最初、切腹するのかと思ったのは内緒だ。
日本Rubyの会は発展的に解消して日本Rubyの会長の会になるのかなあ、と思った。
_ 疲れた。寄る年波には勝てない、って感じ。
とにかく、参加人数の多さに圧倒された。
Rubyを使ってる人がこんなにいるという事実が、なんというか、恐ろしい。
もちろん、ユーザー数の拡大は悪いことじゃないんだけど、開発陣の責任がそれに比例して重くなっていってるんだ、と思うと、ねえ。
_ ま、なにはともあれ、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
来年はどんなRuby会議になるんでしょうね。
_ あ、そうそう、とある人に「IRCでの毒舌が足りなくて寂しい」とか言われたんだけど、俺はそういうキャラで定着してるのかよ!
つか、IRCでたいてい翻訳が常時流れてたので、雑談を入れるのはちょっとなー、という気分だったんだよね。
なので、翻訳が流れていなかったセッションを見てたときは雑談しまくってたはずではある。特別会議室にいたときとか。
もしそういうものが本当に求められているなら、別途チャンネルを用意した方がいいんじゃないかと思います。求められているのかどうか知らんけど。
被捕捉アンテナ類
[Ant]
[Antenna-Julia]
[Rabbit's Antenna]
[Ruby hotlinks]