Rubyで遊んだ日々の記録。あくまで著者視点の私的な記録なので、正確さを求めないように。
Rubyと関係ない話題にはその旨注記しているはず。なので、一見関係無いように見える話題もどこかで関係あるのかもしれません。または、注記の書き忘れかもしれません...
_ というわけで、昼前くらいに会場着。
初めて咳さんのセッション聞き漏らしたよ……。
とりあえず、いい時間だったのでHeroku弁当を頂く。ごちそうさまでした。
4階で昨日の資料を公開したりしたあと、下に行ったらささださんが「最後のカレーだよー」と言っていたのでまた貰ってしまう。
結論としては昼に弁当2食分は考えるまでもなく指し過ぎです。芋が、芋が……。
_ 午後は須藤さんのセッションから。
あいかわらずいい話。
テクニカルな話は、その技術がわかってれば(みんな自分の守備範囲はわかるよね?)できます。
エモい話は... うまく話すのはもちろん難しいんだけど、でも自分の経験を話に変える、ということでできる、んだと思います。
でも、思想の話は、これはもう、やってきたこと、やりたいこと、を、思想のレベルに消化・昇華しないとできないわけで。
須藤さんは「いいコードを書くにはどうすればいいか」というテーゼに対する思想を、誰にでもわかる形で説明できる、稀有な存在だと思うのです。
_ 続いてKonstantinのセッション。
非ネイティブの英語はネイティブのよりは聞き取りやすい気がしますよね。聞き取れてないけど。
しかし、そんなことより、いきなり立たされてしかもしばらく座れないといういじめが……。
VHDLやってなくて本当によかったわー(ぉ
_ Hall-Bに移動してTRICK。
僕はさらっと席に座れたんだけど、その後すごい混雑になっちゃってました。
そして、自分の投稿作が入賞していて「マジかよ」みたいな。
自作についてはこの下の解説を読んでもらうとして、他の作品は本当に凄かった。
凄いのはみんな凄いのでいいとして、個人的な好みを言うと、babanさんのAlice、mameさんのpiano roll、shinhさんのpoemが好きです。
たぶん見た目重視派なんですね。
特にpiano rollはうつくしい……。
_ コーヒーブレークタイムにやっとずっと楽しみにしてたワンナイト人狼をプレイ。
みんなが知ってる人狼との違いは、一夜しかないこと、怪盗というトリッキーな役職があること、かなあ(もちろん他にも違いはいっぱいあるが)。
mrkn、nagachika、nari3、nobu、shugo、taru、usaでプレイしたんだけど、いやー楽しかった。
持って来てくれたnari3ありがとー。
_ その後はHall-Aに戻ってaaronのUnfactoring。
何に注目して、何に気をつけて、何を改善していくか、という話だったんだと思うんだけど、丁寧でわかりやすいお話だった。
_ そして続いてzzakの「猫にもできるコントリビュート」。
ぬこかわいいよぬこ!
しかし地道にいっぱいやってて本当に偉い。
_ で、最後にakrさんのキーノート。
いったい会場の何人が付いて行けるのかこれ。でもいいぞもっとやれ、みたいな。
実はこのキーノートについて、matzと前日の懇親会だったかでちょっと話をしたんだけど、「『多様性は善』とは言ってるけど、それにコストがかかることは最初から否定してないから」というお言葉を頂いております。
ここまでやってもらったけど、とはいえ「結局ext/dbm
要らないんじゃね?」というのが僕の見解なんだけど、楽しそうだからいいよね!
_ クロージング。
スタッフの皆さん、スポンサーの皆さん、ありがとうございました。
また来年!
_ 終了後、artonさんが車で帰るのに便乗させてくれるということだったので、ありがたくご厚意に甘えさせていただいてさっさと帰宅。
そしてばたんきゅー。
_ コメントでも言ったけど、この豪華審査員メンツだと審査員ばかりが投稿するお手盛りのイベントになっちゃいそうな気がしたので、投稿数水増しに貢献しようと思って既作を投げたという…… ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
しかし意外な高評価、特にshinhさんに非常に高く評価していただいたのが驚きでもあり、嬉しくもあり、でした。
_ なおこの式がtrue
を返すことについては、個人的には自明過ぎたのと、remarksで言ってる「完全に自己言及的」ってあたりに思いがこもってたつもり、という感じ。
ちなみに、実際はis_an?
が欲しいわけではもちろんないし、あと?
ってゲシュタルト崩壊するほど見つめてたらn
に見えないこともないので、これはこれで悪くないと思ってます。
_ それから、この点は評価されたのかどうかわからないけど、受賞作では唯一、そしてたぶんそんなことする奴いないだろうからおそらくは応募作でも唯一、ruby 1.0でも期待通りに動作するのが実は一番の自慢です。
0.95で動かなかったのはちょっと意外でしたが。
_ 本作はおそらく全応募作でも最短レベルだったんじゃないかと思いますが、これほどの小品が入賞するのは次回以降は難しいんじゃないかなあ。
裏返せば、(既発表作を投入することの是非も含めて)初回だからこそ入賞できた作品だろう、と思います。
_ 日付が変わる頃に起き出して、おもむろにスライド作成開始。
ターゲットはRubyHirobaのLTである。つまり当日作成。
でもまあ、みんなそうだよね。
なんか作り終わったら一昨日の発表よりスライドが多くなったけど、気にしない :)
通して練習して、5分ちょうどっぽいことを確認して、寝る。
_ 起きたら昼だった! またかよ!
とりあえず当日LT枠にリモート申し込みして(cuzicさんありがとうございました)、出発。
会場に着いたら折り紙を勧められたけど、とりあえず中田さんに例のWindowsのコマンド起動のUnicode化の相談をしたり。
Ericに「ここ座れよ」と言われたのはこの時のエピソード。
で、中田さんに作業の全てを押し付けて、自分はスライドの調整したり他の人のLT聞いたりしつつ出番待ち。
なんというか、LT文化もすっかり定着して、みんな訓練されているというか、面白いですね。
とはいうものの、ちょっと眉をひそめる内容のものもあるわけで……というのが案の定別件と絡まって後で大きな話題になるのですが、まあここでは触れない。
_ で、出番。
御題は『「Ruby on Windows」を支えられなかった技術 もしくは 兎と亀はなぜ失踪したのか』。
一昨日より気楽なので、まずまずスムーズに5分間を泳ぎきりました。
たぶん、一昨日のよりはエンターテインメントとしては面白かったんじゃないかと思います。いずれにせよレベルは低いですが。
誰も見ないと思いますが公開しておきますね。
_ で、そんなこんなで程なくHirobaも終了。
あまりにも遅刻がひどくてLTしかしてねー!
Microsoftさんまたしてもドリンクごちそうさまでした。
そしてスタッフ・関係者の皆様ありがとうございました。
_ 終了後、そらはー先輩に振られて、taruさん、yharaさんとちょっと早めの夕食へ。俺これが今日の一食目だけど。
なんか久し振りにとんかつ食べたわー。
_ 川崎の書店に行ってみるという二人を見送って帰宅し、かくして、木曜日の夜から始まった私のRubyKaigi2013もめでたく終了したのでした。
_ TRICK入賞自作の話なんだけど、思い出した、というか、作成当時のログが見つかったので見てみました。
もともとはRubyist MagazineのIRC上での打合せで、エイプリルフールネタの話をしてたんですよね。
で、その流れで、
00:15:30 <unak> 詩のコンテストみたいなこともやってたよね、Perl。 00:15:38 <b***e> Haikuね 00:15:46 <unak> Haikuか。 00:16:16 <b***e> RubyでHaiku。 00:17:27 <unak> $ruby.is_a?(Object){|oriented| language} 00:17:47 <unak> ただの文じゃん。 00:18:03 <b***e> oriented 使ってないし。 00:18:19 <unak> ちゃんとこれだけで実行できるのが味噌のつもりではあります。 00:18:36 <b***e> language通るんだ! 00:18:50 <unak> is_a? はブロックを渡されても実行しないので。 00:19:19 <b***e> trueだ。 00:19:35 <ko1_***> わはは 00:19:40 <b***e> なんだこりゃ。 00:19:58 <ko1_***> nil も Object だしね
てな感じで、「RubyでHaiku」と言われてからわずか71秒で、しかもいろいろ推敲とかなしでいきなり完成してるんですね。
当時の俺ってばスゲー。
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