Rubyで遊んだ日々の記録。あくまで著者視点の私的な記録なので、正確さを求めないように。
Rubyと関係ない話題にはその旨注記しているはず。なので、一見関係無いように見える話題もどこかで関係あるのかもしれません。または、注記の書き忘れかもしれません...
_ タイトルの意味はRubyで起業しようぜとかいうことではないので悪しからず。
_ ちまたでは「Rubyのしくみ Ruby Under a Microscope」が発売されて話題を呼んでいるらしい。
残念ながら私の手元にはないのだが、伝え聞くところではRubyがスクリプトを読み込んでからどのようにそれを解釈し動作するのか、ということを詳しく解説した良著だそうな。
むむ、私も欲しい……。
_ だが、ちょっと待ってほしい。
スクリプトを読み込んでから、ということは、つまり、Rubyがスクリプトまでを読み込むまでの、あの複雑怪奇で興味深い処理群についてはすっぽりと解説が抜け落ちているということではないか。
というわけで、今回の短期集中連載では、その辺りについて解説を試みたいと思う。
_ 本編は明日12月1日から開始するが、技術系アドベントカレンダーではないので、25日までは続かないのでそのつもりで。
つか25回も書けないよ。
_ なお、本稿で「Ruby」というのはいわゆるMRI実装のことを意味する。
対象となるのは執筆時点でのtrunkだが、概ね1.9.3以降2.2までの各バージョンにも対応すると考えてもらって差し支えない。
_ ところで、あの不朽の名著「Ruby Hacking Gude」こと「Rubyソースコード完全解説」でこの辺りはどう解説されてたっけ、と思ったら、意外なことに触れられていなかった(見落としでなければ(*1))。
というわけで、ひょっとすると、今回の連載はこの部分の本邦初解説文献となる、のかもしれない。
いやま、RHGほど詳しく立ち入りはしないんだけど。
被捕捉アンテナ類
[Ant]
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[Ruby hotlinks]